ミニチュアハウスのライトハウスと人や庭のアクセサリをアレンジするアートでリアルな世界
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人気の教会をテーマにしたミニチュアハウス
2008年08月21日
Department 56(デパートメント56)では多種多様な教会のミニチュアハウスを発表しています。教会のライトハウスは75を超え、最も力を入れて製作をしているといえ ます。建築様式の歴史は、ロマネスクが一番古く、続いてゴシック、ルネサンス、バロックと続きます。

デパートメント56の教会をモチーフにしたライトハウスにはルネサンス様式はほとんどみられず、それ以外の3つの様式の教会が見られます。実存する教会をテーマにしたものから、各シリーズのテーマに合わせたもの、例えば、New Englandシリーズでしたら、アメリカの古き良き時代で木造をイメージしたデザインですとか、本格的なゴシック様式を取り入れたデザインですとか、レンガ造りをイメージしたものもあります。他には、チャペルのような小さなかわいらしい教会のミニチュアハウスを製作しています。

●●様式というのは、様式が生まれた時代の人がそのように名づけたというよりは、後になって新しく生まれた様式と区別するために名づけられることが多いのです。「ロマネスク」という言葉も19世紀になってから美術史家によってつくられた用語です。

ヨーロッパに行かれた方はおわかりかと思いますが、教会を中心に町が作られています。ヨーロッパの歴史においても、教会の存在は人々のよりどころであり、その国や地域の権勢や権威の現れてであり、そしてその建築は文化や芸術に直結し たものでした。教会から新しい芸術やモードが発展していったといっても過言ではありません。

デパートメント56には、教会のミニチュアハウスにあわせ、シスターや牧師さんのアクセサリも製作しています。これが、また欧米では人気のアイテムで、Village作りに欠かせない教会とまた教会に関係する人々のアクセサリがワンポイントとなり、ストーリーを感じさせます。
ミニチュアハウスコレクターのバイブル-Greenbook
2008年08月19日
オリンピックも終盤に入ってきました。夏休みはどこにいくこともなく、今年はオリンピックを楽しんでいます。プールで自らも泳ぐので、水泳は興味のある種目です。選手のフォームを見てうまく泳げなかった平泳ぎがきちんと泳げるようになりました。それとこれまであまり興味のなかった種目に女子サッカーがあります。女子だからスピードも威力も感じられないと思っていたのですが、むしろ男子サッカーよりも動きが良く、スピードある展開とチームワークを見て、すっかり女子サッカーのファンになってしまいました。

さて、本日は、更にマニアックなDepatment 56(デパートメント56)の本についてご紹介しましょう。Villageシリーズは、そのアイテム数や様々なコンセプトを持っていることから、各シリーズの専門書ともいえる本が存在します。それは、Greenbook(グリーンブック)といわれ、主にDepatment 56のアイテムを取り扱う販売店に配られます。しかし、知る人ぞ知るこのグリーンブックの存在は、コレクターがいつでも入手できるものではありません。いざ手に入れたいと思うときもなかなか手に入らないことがあります。

グリーンブックは、 毎年デパートメント56から発行され、各シリーズのミニチュアのライトハウスやアクセサリの詳細が画像とともに一つずつ紹介されています。その他にも、その商品が生まれた歴史的背景や情報が紹介されています。

本の大きさは、縦24cm横15cmほどなので、単行本より小さく文庫本より大きいサイズとなっています。ページ数は550ページを超え、2008年版は、 572ページと厚い本となっています。だいたいが、その年の中盤になってから、出回るようになりその年新しくリリースされたミニチュアハウスやアクセサリの紹介もされています。

グリーンブックには、60-70ページ近くのHandbook(ハンドブック)が付いており、この本には各年にリリースされたライトハウスやアクセサリの価格が記載されています。Villageシリーズの場合リタイヤしたものも取引されることが多いため、当時どのくらいの価格であったかを知る上でもとても参考になる本になっています。

この他にも、コレクターが集まって自分のVillageを紹介するソフトウエアや、ミニチュアハウスやアクセサリを使ったデコレーションのアイディア集のソフトウエアも販売されています。
ミニチュアハウスのコレクターズクラブ
2008年08月11日
アメリカとカナダには、オフィシャルなDepatment 56(デパートメント56)のコレクターのクラブがあります。1992年に発足された"National Council of 56 Clubs"(通称NCC)というメンバーズクラブで、各州にクラブが点在しており、自分の住所から一番近いクラブを探すことができます。

このNCCのホームページは、デパートメント56や販売店などがスポンサーになっています。メンバーになる条件は、個人でのコレクターでなければならず、商業に関連するディーラーや小売店としてメンバーになることはできません。もちろん、アメリカやカナダ在中でなければなりません。他にも年会費や会合などの出席などの条件もあります。詳しくは、NCCオフィシャルサイトに書かれてあります。

毎年6月下旬に、デパートメント56主催でNCCのコンベンションが開かれます。今年は、6月26日から29日の4日間開かれ800人が集まりました。このコンベンションでは、アメリカやカナダ全土からメンバーが集まり、 Villageのデコレーションを楽しんだり、メンバーしか購入できないミニチュアハウスやアクセサリが販売されます。その他、本社見学、チャリティーオークション、セラミックのハンドメイド体験、コレクター同士親睦を深めたり、4日間の間に様々なイベントが開催されます。

メンバーだけにしか購入できないアイテムは、3つのアクセサリと一つのライトハウスがあり、NCCのロゴがそれぞれに入っています。アクセサリは、Christmas In The Cityシリーズの感じのものからNorth Poleシリーズの感じのものなど、それぞれのVillageシリーズファンに配慮したデザインをそれぞれ製作されています。

また、コンベンションでは、デパートメント56のスタッフによるデモンストレーションが行われ、ミニチュアハウスを飾るコツなどが披露されます。すなわち、プロのビレッジ・デコレーターです。特に人気があるのが、ハロウィーンのデコレーション。その季節に合ったくだもの、例えばりんご、落ち葉、栗など、赤、茶、黄色などを配色し、真ん中にミニチュアハウスをセッティングすると完璧な秋のVillageのデコレーションができます。

訪れるコレクターの年齢層を見ると以外に驚かれるかもしれませんが、年配の方や男性のコレクターも大勢います。皆さんツアー組んで、大型バスで乗り入れます。
イギリス式乗馬-ポロとミニチュアアクセサリ
2008年08月05日
昨日は、馬場馬術についてご紹介したので、本日は北京オリンピック競技には関係ありませんが、乗馬の競技をもう一つご紹介しましょう。

ヨーロッパで乗馬というと、私たちはとても優雅なスポーツをイメージしますが、ヨーロッパにおける乗馬の歴史は長く、実際にはいろいろな方式があります。 フランスなどは、王室馬術といって王室にちなんだ乗馬方式が貴族の間で教育の一環として行われました。イギリスにおいては、広大な敷地をもつ貴族のカント リーハウスの存在から、馬に乗って狩りをしたり、ポロ、障害飛越競走などの馬術、そしてダービー(競馬)など様々なスポーツが生まれました。

ポロは、ご存知の通りイギリスで考案されたスポーツです。単独で行う馬術競技と違い、ポロはチーム競技であるということです。1チーム4人で構成され、球を 相手チームに入れればポイントとなります。それぞれステッキを持って競技します。これはMallet(マレット)と呼ばれ、木製の ものが多く使われます。この競技は、まさに広大なカントリーハウスから生まれたスポーツといえるでしょう。広大な敷地で馬を使ってスポーツを楽しむ。とても贅沢なスポーツですね。

Department 56(デパートメント56)のミニチュアのアイテムの中にも、ポロをテーマにしたアクセサリがあります。それが、本日の画像です。タイトルは、"Polo Player"。このミニチュアのアクセサリも、マレットをもっていますね。非常に動きのある作りになっています。

日本で“ポロ”というとポロシャツをイメージされる方が多いでしょう。現にラルフローレンなどブランドも多数存在しますし、ブランドでなくても衿付き半袖 のシャツであれば、だいたいポロシャツという愛称で呼ばれます。これは競技で着用されていた服が一般的に普及してこのように呼ばれるようになったのです。

4年後のオリンピックは、イギリスのロンドンで行われます。北京でも、馬場馬術の競技はオリンピック種目になっていますが、本場ロンドンの歴史あふれる雰囲気が味わえることでしょう。
馬場馬術と乗馬のミニチュアアイテム
2008年08月04日
いよいよあと4日で北京オリンピックが開催されます。私も基本的にスポーツは好きなので、いろいろな種目に注目しています。柔道、水泳、マラソンなどメダルが期待される種目はもちろんですが、67歳という日本五輪史上最年長で出場する馬場馬術の法華津寛さんにも「後期高齢者」なんていう言葉を吹き飛ばすぐらい頑張っていただきたいですね。

Department 56(デパートメント56)のミニチュアのアイテムの中にも、乗馬などをテーマにしたアイテムがいくつかあります。馬車を使ったアイテムは非常に多いのですが、乗馬などスポーツに限定すると数点ほどになります。例えば、本日の画像はSteeplechase(障害飛越競走)のアクセサリで、ストーリーでは「森の中の乗馬」でご紹介しています。他には、ポロなどをテーマにしたアクセサリがあります。

「馬術」といっても、いろいろな分野があり、障害飛越競争、馬場馬術、総合馬術などに分かれます。障害飛越競争では、乗蘭にメットの装い、そして馬場馬 術では燕尾服に山高帽の装いが一般的です。本日の画像がその装いをしています。いずれも、美しさを保ちながらいかに馬を正確に操り、操る人間に対しても気品の高さと礼儀正しさが 求められる競技です。

貴族から生まれたスポーツですから、運動の正確さや美しさを競うことはもちろん、礼儀作法も重んじるため、服装は燕尾服あるいは軍服、そして山高帽など正 装することが要求されます。女性が参加する場合は、昔は馬をまたがず、ドレスにつば付きの帽子、胸には花をつけ、正装として義務づけられました。

障害飛越競争を英語で“Steeplechase(スティープルチェイス)”といいますが、他にも“Show Jumping(ショー・ジャンピング)”ともいいます。馬場馬術はフランス語で“Dressage(ドレッサージュ)”といい、英語でもそのまま使われます。

法華津さんが出場するのは、ドレッサージュすなわち馬場馬術です。一定の四角い馬場の中で、決められた場所と順序に従って高等馬術を演じます。馬が斜め横に移動したりする様子がテレビなどで映されているのを見たことがありますが、馬の鬣まできちんと整えられていてとてもきれいですね。動物を使ったオリンピック競技って、馬術ぐらいじゃないでしょうか?
ビール特集追記 ミニチュアの世界とビールを飲むグラス
2008年07月29日
ビール特集をしたので、今日は追記としてビールを飲むグラスについて触れます。

本日の画像は、Department 56(デパートメント56)のAlpine Village(アルパイン・ビレッジ)シリーズのミニチュアのアクセサリです。ドイツのビールをテーマにしたアイテムですが、このおじさんがもっているビアジョッキ、これはドイツで有名なビアシュタイン(Beer Stein)というものです。

アイテムのビアシュタインはシンプルなものですが、実際のものは陶器製のものが多く、ストーリー性のある様々な絵柄(歴史的なもの)が施されているので、装飾品としても重宝され、大きさもいろいろあるので、世界中にコレクターがいます。

Beer Steinは、ドイツ語でSteinkrugといい、steinは「石」krugは「ジョッキ」を意味します。
ビア・シュタイン
石造りのようなどっしりとした存在感がありますね。このジョッキには蓋がついていますが、これは腕にジョッキを持ちながら踊ったり歌ったりしてもビールがこぼれないように工夫したためだそうです。

ビールといったら、日本ではガラス製のビアジョッキで飲む人が大半だと思いますが、中には陶器製の焼き物のビアマグで飲まれる方もいらっしゃるでしょう。ドイツのビアシュタインもそうですが、陶器製ですと気泡がこまかくでるのでとてもビールがおいしく飲むことができます。私の地元でも、笠間焼がとても有名なので、毎年開かれる陶器市ではその年の記念になるものを購入したります。先日、ご紹介した地元の地ビール「常陸野ネストビール」と一緒に、笠間焼のビアマグなども一緒にプレゼントしたりします。

Depatment 56のミニチュアのライトハウスやアクセサリは、ほとんどが陶器製であることはすでにご紹介したとおりですが、陶器の街の住人として、陶器は身近な存在です。今度は、陶器についての特集もいたしますので、お楽しみに。

ミニチュアの世界と世界のビール特集-パートV 日本編
2008年07月27日
ビール特集最後は日本です。

本日は、Department 56(デパートメント56)のミニチュアのライトハウスやアクセサリとは関係ありませんが、せっかくですので、私の地元の地ビールについてご紹介しましょう。

私の地元は、茨城県。茨城県には、ローカルプライドを持ってよいものを作る農家、酪農家、醸造家が大勢います。今日は、ビールの特集なので、醸造所をご紹介します。木内酒造は1823年創業の老舗の日本酒造所ですが、平成になってからビールやワインなども 製造するようになりました。ヨーロッパやアメリカの地ビールの歴史からすると、まだ生まれて間もない地ビールですが、この酒造所が作るビールは各国で高い 評価を受けています。本日の画像にも掲載されている「常陸野ネストビール」は、かわいらしいフクロウのロゴマークで、麦芽たっぷりのコクのあるビールを11種類ほど作ってい ます。

アメリカのビール醸造組合beertown主催で4年に一度開かれる世界最大のビールのワールドカップがあります。1996年から始まったこのビールのワールドカップですが、常陸野ネストビールが2000年と2004年連続で金賞を受賞しています。

このワールドカップは、現在は56各国以上の国が参加し、2200種類以上のビールがエントリーするほど本格的なワールドカップです。80を超える部門があり、それぞれに金・銀・銅メダルが授与されます。

常陸野ネストビールのホワイトビールがその内のHerb and Spice Beer部門で金賞を取りました。その他にも、German Agricultural Society(DLG-ドイツ農業組合)において品質面で最高位受賞などもしています。エールビール、バイエルン地方のビール、黒(スタウト)ビール、 長期熟成ビール、ユニークなコーヒー豆を用いて仕込んだビールなど様々です。

下戸の私でも、常陸野ネストビールとてもおいしく感じます。それぞれ風味豊かで、コクがあり、お酒という感じがしません。麦芽たっぷりでなん となく体にもいい気がしました。まさしくヨーロピアンスタイルのビールです。普通のビールに比べると割高ですが、すべてビンづめなので、缶などの臭みがありません。木内酒造のホームページから通販で取り寄せができます。常温で保存することができないものなので、冷蔵保存をしなければなりません。茨城はおいしい地元のものが結構あるので、私は贈り物もなるべく地元のおいしい食べ物を送るようにしています。

地元にこのような世界に誇れるブルワリー(醸造所)があるというのはうれしいですね。

酒ついでに、私の住んでいる町には、日本酒の老舗がもう一軒あります。須藤本家株式会社という酒造所が作る「郷乃誉(さとのほまれ)」という酒です。日本酒どころで「茨城なんて」と思う方もいるかもしれませんが、この郷乃誉も癖のないさっぱりとした日本酒で昔から知る人ぞ知る銘酒です。ロンドンで開かれた国際的なワインのワールドカップで、2008International Wine Challenge 部門でみごと金賞を受賞しました。おいしい日本酒=Japanese Wineが国際的に認められたということですね。。生も作っているので、お好きな方はぜひこの生を賞味ください。
ミニチュアの世界と世界のビール特集-パートIV アメリカ編
2008年07月26日
ビール特集第4弾は、アメリカ編です。

アメリカのビールといえばバドワイザー。アメリカ大手アンハイザー・ブッシュ社が販売するビールで世界一飲まれているビールといわれています。Department 56(デパートメント56)のミニチュアの家(ライトハウス)などでもバドワイザーをテーマにしたアイテムが何点かあります。本日の画像は、そのバドワイザーの醸造所のライトハウスです。他にもデリバリートラックなどのミニチュアのトラックがあります。

バドワイザーは、東ヨーロッパのボヘミアで誕生し、それを飲んだドイツ系アメリカ人が「これはいける!」と思い自国にもち帰って製造を始めました。実は、このバドワイザー(Budweiser)という名前はいわくつきで、名前の由来はチェコのBudweis(ブドヴァイス)産のビール=Budweiser(ブドヴァイゼル)から借用したものでしたが、チェコの会社ブドヴァイゼル・ブドヴァル社との間で商標登録にたいして訴訟となったため、欧州ではバドワイザーという名前では販売されていません。欧州では、Bud(バド)とかBusch(ブッシュ)という名前で販売されているそうです。

アメリカではこのバドワイザーを含めビールといったらラガーです。ラガーは10℃以下で、3週間から3ヶ月と長い間熟成させる下面発酵で醸造されるビールで、日本では貯蔵工程で熟成させたビールとされています。ラガーにもいろいろありますが、一般的に切れの良い苦味とマイルドな味わいといわれます。日本人には、ライトな味と感じるようです。飲みやすいせいか、アメリカ人が水のようにバドワイザーを飲んでいる姿をよく見かけます。

ここで、英語のワンポイント・レッスン!ビールをがぼがぼたくさん飲む人を英語でなんというかご存知ですか?英語で、"Beer Guzzler"(ビア・ガズラー)といいます。ガソリンを大量消費する車なども、Gas Guzzlerなどといいます。音的に、ウルトラマンにでてくる怪獣みたいですね。アメリカにいくとアメリカ人はコカコーラを本当によく飲むな~と感じたものです。コカコーラを飲まずにはいられないような感じでした。こういう人々を、Coke Guzzlerというのでしょうか。皮肉に感じられるかもしれませんので、そういう人を見かけても本人には直接言わないように
ミニチュアの世界と世界のビール特集-パートIII イギリス・アイルランド編
2008年07月25日
ビール特集第3弾は、イギリスとアイルランド編です。

Department 56(デパートメント56)では、ドイツビールのほかにイギリスやアイルランドで飲まれるエールビールをテーマにしたミニチュアのライトハウスやアクセサリをいくつか製作しています。本日の画像は、アイルランドスタイルでビールを運ぶウェイターのミニチュアのアクセサリです。The Original Snow Villageシリーズのアクセサリで、タイトルは”Bringing The Irish Cheer”。グリーンのカラーがアイルランドらしさを出しているアイテムですね。

さて、ビール史を語る上でエール(Ale)は重要なポイントです。エールは、イギリスの伝統的なビールの総称です。

エールにもいろいろありますが、一般的にイギリスでは「ビターエール」といって、泡の少ないぬるくて苦いビールが本場のビールといわれています。アイルランドでは、黒ビールの一種「スタウト」が本場のビールとされています。

アイルランドの黒スタウトといえば、「ギネス」が有名ですね。日本では、夏に冷たいビールをぐぐっと飲むというイメージがありますが、イギリスのエールビールなどは常温で発酵させ、常温のタンクや樽に保存され、ビンでコンディショニングされて、最終的に常温で飲むそうです。日本のビールからはイメージしにくいですね。

各国のビールに特徴がある理由の一つに、その土地の気候や風土から生まれた酵母の種類があります。専門用語では「上面発酵酵母」と「下面発酵酵母」といいます。

上面発酵酵母は、20度以下で1~2週間で熟成させます。それに対して下面発酵酵母は、10以下で、3週間から3ヶ月と長い間熟成させます。

イギリスやアイルランドでは、上面発酵酵母タイプの酵母になります。 ドイツのバイエルン地方は、ビールを仕込むのに適した風土や気候だったので、自然と下面発酵酵母のビールだったようです。

なんとなく、長くじっくりとしこんだ下面発酵酵母のほうが体にいいような感じがしますが、このあたりは定かではありません。それぞれの国の気候や風土によって適していたり適していなかったりするとは思いますが、昔と違って現代は保存技術も高いでしょうからいろいろなビールを生み出すことは昔ほど難しくないかもしれません。

それでも、欧米諸国では、大手のビールメーカーばかりでなく地ビールが根強く、その地域によっての特徴を楽しむことができるのはなんとなくうれしいですね。
ミニチュアの世界と世界のビール特集-パートII ドイツ編
2008年07月24日
ビール特集パートIIです。世界のビールで有名な国の一つがドイツ。今日はドイツのビールをご紹介しましょう。

ビレッジデコで扱ったビレッジストーリー「ウルフシュタイナー醸造所の出来立て地ビール」に登場したミニチュアの人のアクセサリは、Department 56(デパートメント56) のアイテム名を「At The Octoberfest」といい、ドイツの世界最大級のビール祭り、オクトバーフェストをテーマにしたものです。

この祭典は、10月の最初の日曜日を最終日として2週間開催されます。世界中から600万人以上の人が集まる大祭典です。2週間もの間単にビールを飲み続 けるというわけではなく、ライブコンサート、家族で遊べる催し物や遊園地、クラシックカーからユニークなオリジナルカーなど400台あまりが集まり道路を 走行したり、アート&クラフトなどの工芸品市場など様々なイベントが開催されます。

このオクトバーフェストで飲まれるのは、当店のビレッジ・ストーリーに登場した「メルツェンビール」と呼ばれるビールです。メルツェン(Märzen)とは3月を意味します。

10月なのになぜ3月のビールという名前なのかというと、18世紀以前には、冷蔵設備がありませんでしたので、夏にビールを仕込むということを避けていま した。3月仕込みのビールは、10月までの長期安定保存を目的にして、丁寧な仕込みがされました。そのため、とても上質なビールができたということです。 ただ、質がいいから祭りで使われるようになったという理由だけでなく、新酒を造る頃になってもメルツェンビールが貯蔵庫に残っていてそれを空にするために 盛大なビール祭りが始まったという説も有力だそうです。

オクトバーフェストは南バイエルン地方の中心都市ミュンヘンで開催されますが、実は、フランコニア地方とも呼ばれる北バイエルンのほうが地ビールの醸造所が集まっています。

オクトバーフェストについては、当店のVillageリンク集でホームページアドレスを掲載しています。今年のフェスティバルがいつ開催されるかなどの情報も出ていますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

夏です!ミニチュアの世界と世界のビール特集 パートI
2008年07月23日
夏本番、毎日暑い日が続いています。日本では、暑ければ暑いほどビールがよく売れるとか。私は下戸なので、ビールは飲みませんが暑い日は炭酸系がたまらないのでしょうね。ちなみに、私はペリエなどの炭酸入りミネラルウォーターが大好きです

ビールは夏のイメージがあるので、今日から数回に分けてビール特集をします。

Department 56のVillageシリーズの中にも、ビールをテーマにしたミニチュアの家(ライトハウス)や人のアクセサリが多数あります。
ビール王国ドイツのバイエルン地方をテーマにしたものから、アイリッシュエールビール、アメリカの有名なビールメーカー「バドワイザー」まで様々です。ミニチュアの人のアクセサリも、ビールを注ぐ人、ビールを運ぶ人など、お店で働く人々のアイテムがいろいろとあります。酒場の活気溢れる様子がよく出ていて私の好きなテーマの一つです。

欧米諸国には、お酒を飲む場所をバプといいますが、特にヨーロッパのパブというとレストランも一緒になっていたりして、デパートメント56のライトハウスの中にも、おしゃれなパブレストランがあります。

さて、ビールの歴史をご存知ですか?ビールにおける歴史は奥深く、起源は古代メソポタミアまで遡ります。ヨーロッパではやはりドイツ。ドイツ人の祖先ゲルマン民族がビールを作るようになったといわれています。現在のヨーロッパで作られるビールにはあたりまえのようにホップが使われていますが、ホップは、ドイツでは11世紀になってから、そしてイギリスには15世紀になってようやく使われるようになったのです。

日本では、大手メーカーによるビールが主で、地ビールを作っているところも結構あるものの、なかなか「ここの地ビールは昔から有名」というとろこまではいきません。それに対してヨーロッパでは、地ビールの歴史が長く、その地域によって特徴のある個性的なビールが多く存在します。私はお酒に弱いため日本のビールがとても苦く感じますが、ヨーロッパのビールを口にしたとき、苦味よりもコクを感じました。よりフルーティな感じで飲みやすかった印象があります。

実は、私の地元には、とてもおいしい地ビールがあります。今回の特集でもご紹介しますのでお楽しみに!
Depatment 56のコレクターとデコレーター
2008年07月22日
これまで、Department 56 (デパートメント56)のミニチュアの家(ライトハウス)や人や庭のアクセサリを集めた各Villageシリーズをご紹介してきましたが、そもそもDepartment 56 って何なの?という方も多いのではないでしょうか。

Department 56 は、企業名であり、ブランドの商標名でもあります。ミニチュアのライトハウスやアクセサリを専門にしたブランド名がXXX Village シリーズとなっており、各シリーズごとに様々なテーマを持ってアイテムが製作されています。Department 56では、その他にも特定のデザイナーによる装飾品やSnow Baby(スノーベイビー)という赤ちゃんをテーマにした白基調のシリーズものも製作しています。他にも、バッグなどのブランドも作っています。ビレッジデコでは、Villageシリーズのみを扱っています。

Villageシリーズにおいては、ミニチュアの家はすべてライトが点るようになっており、これが一つの特徴になっています。陶器製なのでライトがつくと樹脂製のものでは表現できないとてもやわらかな暖かい光を出すことができます。ライトハウスはドールハウスのように中まで作られているわけではありませんが、ライトをつければ夜の町の雰囲気を出すことができますし、セラミック製なので割らないかぎり半永久的に装飾できます。何よりもストーリー性があるところが魅力です。各シリーズにおいて、新作からリタイヤ(現在製造がされてないもの)まで含めると数百点におよぶアイテムがあります。

シリーズものになると、必ずコレクターが生まれます。アメリカ、カナダ、ヨーロッパには老若男女問わず大勢のデパートメント56のVillageシリーズのコレクターがいます。少しずつミニチュアのセラミックハウスやアクセサリを増やし、自分の好みのビレッジを作ります。これらの製品は「おもちゃ」という位置づけではなくあくまでも「装飾品」として親しまれています。

ビレッジデコでは、Village Decorator(ビレッジ・デコレーター)がストーリーの創作とアレンジメントを行います。ビレッジ・デコレーターは造語ですすが、ライトハウスやアクセサリを独自のスタイルでアレンジし、新しいVillageの世界を作り上げます。ガーデンアクセサリはビレッジ・デコレーターによるオリジナルのもの、ビ レッジデコから生まれました。ここでしか手に入らないものです。本場アメリカにも、Village Decoratorは存在しません。ビレッジ・コレクターと呼ぶ人は世界中に大勢いますが、ビレッジ・デコレーターはコレクターという趣味の枠を超えてアートというコンセプトでミニチュアの世界をアレンジします
Department 56 短期間のVillageシリーズ - 12 Days of Christmas (12デイズ・オブ・クリスマス)
2008年07月21日
Deparmtent 56 (デパートメント56)の短期間シリーズ、最後のご紹介は12 Days of Christmas (12デイズ・オブ・クリスマス)です。これは、短期間シリーズというより、このテーマに合わせた12のミニチュアのアイテムを発表したシリーズです。ちょっと真夏にご紹介するというのもなんですが、歌を日本語訳とともにまずご紹介しましょう。ちょっと長いですよ。

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On the first day of Christmas My true love gave to me: A partridge in a pear tree.
クリスマスの一日目  愛しいあの娘がくれたのは  ナシの木の中のウズラ

On the second day of Christmas My true love gave to me: Two turtledoves And a Partridge in a pear tree.
クリスマスの二日目  愛しいあの娘がくれたのは  二羽のキジバト  ナシの木の中のウズラ

On the third day of Christmas My true love gave to me: Three French Hens, Two turtledoves And a Partridge in apear tree.
クリスマスの三日目  愛しいあの娘がくれたのは  三羽のフランスのめんどり  二羽のキジバト  ナシの木の中のウズラ

On the fourth day of Christmas My true love gave to me: Four calling birds, Three French Hens, Two turtledoves And a Partridge in a pear tree.
クリスマスの四日目  愛しいあの娘がくれたのは  四羽の囀る小鳥  三羽のフランスのめんどり  二羽のキジバト  ナシの木の中のウズラ

On the fifth day of Christmas My true love gave to me: Five golden rings, Four calling birds, Three French Hens, Two turtledoves And a Partridge in a pear tree.
クリスマスの五日目   愛しいあの娘がくれたのは  五つの金の指環  四羽の囀る小鳥  三羽のフランスのめんどり  二羽のキジバト  ナシの木の中のウズラ

On the sixth day of Christmas My true love gave to me: Six geese a laying, Five golden rings, Four calling birds, Three French Hens, Two turtledoves And a Partridge in a pear tree.
クリスマスの六日目  愛しいあの娘がくれたのは  六羽の卵を生むがちょう  五つの金の指環  四羽の囀る小鳥  三羽のフランスのめんどり  二羽のキジバト  ナシの木の中のウズラ

On the seventh day of Christmas My true love gave to me: Seven swans a swimming, Six geese a laying, Five golden rings, Four calling birds, Three French Hens, Two turtledoves And a Partridge in a pear tree.
クリスマスの七日目  愛しいあの娘がくれたのは  七羽の泳ぐ白鳥  六羽の卵を生むがちょう  五つの金の指環  四羽の囀る小鳥  三羽のフランスのめんどり  二羽のキジバト  ナシの木の中のウズラ

On the eighth day of Christmas My true love gave to me: Eight maids a milking, Seven swans a swimming, Six geese a laying, Five golden rings, Four calling birds, Three French Hens, Two turtledoves And a Partridge in a pear tree.
クリスマスの八日目  愛しいあの娘がくれたのは  八人の乳搾りの娘  七羽の泳ぐ白鳥  六羽の卵を生むがちょう  五つの金の指環  四羽の囀る小鳥  三羽のフランスのめんどり  二羽のキジバト  ナシの木の中のウズラ

On the ninth day of Christmas My true love gave to me: Nine ladies dancing, Eight maids a milking, Seven swans a swimming, Six geese a laying, Five golden rings, Four calling birds, Three French Hens, Two turtledoves And a Partridge in a pear tree.
クリスマスの九日目  愛しいあの娘がくれたのは  九人の踊る貴婦人  八人の乳搾りの娘  七羽の泳ぐ白鳥  六羽の卵を生むがちょう  五つの金の指環  四羽の囀る小鳥  三羽のフランスのめんどり  二羽のキジバト  ナシの木の中のウズラ

On the tenth day of Christmas My true love gave to me: Ten lords a leaping, Nine ladies dancing, Eight maids a milking, Seven swans a swimming, Six geese a laying, Five golden rings, Four calling birds, Three French Hens, Two turtledoves And a Partridge in a pear tree.
クリスマスの十日目  愛しいあの娘がくれたのは  十人の飛び跳ねる領主  九人の踊る貴婦人  八人の乳搾りの娘  七羽の泳ぐ白鳥  六羽の卵を生むがちょう  五つの金の指環  四羽の囀る小鳥  三羽のフランスのめんどり  二羽のキジバト  ナシの木の中のウズラ

On the eleventh day of Christmas My true love gave to me: Eleven pipers piping, Ten lords a leaping, Nine ladies dancing, Eight maids a milking, Seven swans a swimming, Six geese a laying, Five golden rings, Four calling birds, Three French Hens, Two turtledoves And a Partridge in a pear tree.
クリスマスの十一日目  愛しいあの娘がくれたのは  十一人の笛吹き  十人の飛び跳ねる領主  九人の踊る貴婦人  八人の乳搾りの娘  七羽の泳ぐ白鳥  六羽の卵を生むがちょう  五つの金の指環  四羽の囀る小鳥  三羽のフランスのめんどり  二羽のキジバト  ナシの木の中のウズラ

On the twelfth day of Christmas My true love gave to me: Twelve drummers drumming, Eleven pipers piping, Ten lords a leaping, Nine ladies dancing, Eight maids a milking, Seven swans a swimming, Six geese a laying, Five golden rings, Four calling birds, Three French Hens, Two turtledoves And a Partridge in a pear tree.
クリスマスの十二日目  愛しいあの娘がくれたのは  十二人の鼓手  十一人の笛吹き  十人の飛び跳ねる領主  九人の踊る貴婦人  八人の乳搾りの娘  七羽の泳ぐ白鳥  六羽の卵を生むがちょう  五つの金の指環  四羽の囀る小鳥  三羽のフランスのめんどり  二羽のキジバト  ナシの木の中のウズラ

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最後まで歌えましたか?ちなみに、ハワイにはハワイならではの12 Days of Christmas があり、ハワイ語なども入っていてとてもおもしろい内容になっています(長くなってしまうので割愛しますが)。

本日の画像は、「愛しいあの娘がくれたのは二羽のキジバト」のアイテムです。このシリーズでは、ミニチュアの家(ライトハウス)はつくられていません。あくまでも歌の内容にのっとって、ミニチュアの人やツリーなどのアクセサリのみになっています。ですから、5つの金の指輪だったり、11人の笛吹きだったりします。全てのアイテムを揃える楽しみもありますが、全部飾るとかなりのボリュームになりますね。少しずつ増やしていく楽しみがあります。日本でいうと、お正月に12干支を飾る(12干支全て一緒に飾るわけではありませんが)習慣と一緒ですね。
Department 56 短期間のVillageシリーズ - Little Town of Bethlehem (リトル・タウン・オブ・ベツレヘム)
2008年07月20日
Department 56(デパートメント56)の短期間限定シリーズ、本日は Little Town of Bethlehem (リトル・タウン・オブ・ベツレヘム)です。このシリーズは、短期間といっても、実際は1987年から1999年まで続いたシリーズです。

キリスト誕生をテーマにしたものですので、キリスト誕生の地エルサレムの東南にあるベツレヘムの名前がシリーズ名になっています。賛美歌”O Little Town of Bethlehem (ああ、ベツレヘムよ)”から名前をとったものでしょう。

キリストが生まれたミニチュアの家(ライトハウス)や人のアクセサリなど聖書とも関連するアイテムが発表されており、当初はライトハウスとアクセサリがセットになったものでした。アイテムによっては、ミニチュアのライトハウスや人や木のアクセサリを合わせて12ものアイテムがセットになっているものがあります。アクセサリは、セラミック製ではなく、樹脂で作られおり、例えば新約聖書に出てくる東方の三博士やキリストの誕生を告げる3人の天使などがあります。Seasons Bayのアクセサリも樹脂でつくられていますから、このシリーズのアクセサリの人はより細部までつくられています。

1999年のリタイヤ後、2001年になると、サブシリーズとしてThe Holy Land(ホーリーランド)コレクションになりました。The Original Snow Villageなどで、数点ニューアイテムが発表されたりしています。

キリストという特定の宗教的な要素が強いことから、ビレッジデコではこれまで取り扱っていませんが、イスラエル地方の独特の雰囲気をもつミニチュアの家づくりになっています。

Department 56 短期間のVillageシリーズ - Storybook (ストーリーブック)
2008年07月17日
昨日ご紹介したVillageシリーズ、「Litarary Classics(リタラリ・クラシック)」はアメリカ文学の名作をミニチュアのライトハウスやアクセサリにしたものでしたが、このStorybook(ストーリーブック)のVillageシリーズは、絵本の世界を再現したものです。

不思議の国のアリスやマザーグースの物語をテーマにしたもの、他にもイギリスの絵本「Goldilocks(ゴルディロックス)3匹のくまと少女」をテーマにしたものもあります。子供の頃に読んだ絵本の世界がそのまま飛び出してきたようなシリーズです。ミニチュアのハウスとアクセサリがセットになったものです。小さなメモ帳ぐらいの大きさの「StoryBook」には、そのアイテムのテーマとなるマザーグースの詩が書かれてあります。

20代のころ英語教室の講師をしたことがあり、そこで英語のチャットを子供たちに教えたりして英語の演劇なんかにも使いました。そこで扱ったチャットのストーリーブックもいくつかあります。

有名どころでは、”Humpty Dumpty(ハンプティ・ダンプティ)”がありますね。本日の画像がそのアイテムです。

Humpty Dumpty sat on a wall.
Humpty Dumpty had a great fall.
All the King's horses, and all the King's men
Couldn't put Humpty together again.

So the King decided that very same day.
A restaurant to open without delay.
Now all the King's men and all the King's horses
Are served only eggs for all of their courses.


このシリーズのアイテムによっては、ライトが付いているものとないもの両方あります。このシリーズは1997年頃から2001年頃までの間に発表されていますが、それほどアイテムデザインが多いわけではありません。どのアイテムも希少ですが、特に人気があるのはやはり不思議の国のアリスやハンプティ・ダンプティなどでしょう。
Department 56 短期間のVillageシリーズ - Literary Classic(リタラリークラシック)
2008年07月16日
Depatment 56 (デパートメント56)の短期間限定シリーズの第3弾。 Literary Classic(リタラリークラシック)は、欧米の文学作家の作品をテーマにしたシリーズで、1999年から2001年の間にリリースされました。

チャールズ・ディケンズの「Great Expectations-大いなる遺産」、ルイザ・メイ・オルコットの「Little Women-若草物語」、マーク・トウェインの「The Adventures of Tom Sawyer-トムソーヤーの冒険」、そしてF・スコット・フィッツフェラルドの「The Great Gatsby-グレート・ギャッツビー」、更に本日の画像のアイテム、サー・アーサー・コナン・ドイルの「シャーロックホームズ」などがあります。

物語に登場する家や人がミニチュアのライトハウスやアクセサリとなり、原作本付きでこれらが一つのセットとなっています。ビレッジデコでもルイザ・メイ・オルコットの「Little Women-若草物語」をご紹介しています。

これらのミニチュアのライトハウスやアクセサリは、その物語によって特徴を出しています。例えば、若草物語であれば、4姉妹とお母さんが住むマーチ家の家は、小さな木造スタイルで当時のアメリカの家の特徴を出しています。このライトハウス、どこかターシャ・テューダーさんが住んでいたあの美しい庭の中に佇む木造の家に似ています。

一方、F・スコット・フィッツフェラルドのグレート・ギャッツビーのライトハウスは、とてもゴージャスで、まるでお城を思わせるような作りになっています。ミニチュアのクラシックカーなどもついており、大人の世界の雰囲気があります。

限定品ばかりなので、全体的に貴重なアイテムばかりですが、特に「シャーロック・ホームズ」のリタラリークラシックはなかなか手に入りません。

これらのセットには、それぞれ原作のハードカバーの本が付いているのもこのシリーズならではです。英語版ですが、日本でもすでに翻訳されている名作ですので、ライトハウスやアクセサリを飾った部屋で本を読むもの素敵ですね。想像の世界に引き込まれます。

ビレッジデコでもこの貴重なアイテムをこれからもアップしていく予定です。
ターシャ・テューダーさんのご冥福をお祈りいたします
2008年07月15日
絵本作家でもあり、ガーデナーでもあるターシャ・テューダー(Tasha Tudor)さんが2008年6月18日に永眠されました。92歳でした。日本でもNHKで特集番組があり、すっかり有名人になりましたね。私も彼女の生き方に共感した一人です。世界中で環境問題がとりださされていますが、私は彼女の生き方こそ、美しい空気や安全な食べ物やきれいな水を取り戻す一番の近道であると感じています。

彼女は、電気を好まず、光は太陽とロウソクの2つから取り入れていました。ロウソクは手作りの蜜ろうを使っていましたし、果物や野菜も自分の庭で取れたものを食されていました。彼女は手作りの人形や洋服、小さなミニチュアの家具でドールハウスなども作っていました。美しい庭は彼女の愛情で満ち溢れていました。そこから生まれる物語や絵は世界中の人に愛されています。

私が、このビレッジデコを始めるにあたって彼女が創りあげてきた世界からも少なからず影響を受けています。例えば、ビレッジストーリーには、ミニチュアのライトハウスと合わせて蜜ろうのキャンドル(添加物を一切使用していないもの)をアレンジしています。他にも、手作りのもので身近なものをアレンジしたりすることもそうでした。そして、ストーリーを創るということもその一つです。

更に、日常の生活の中でも、地元でつくられた新鮮で安全な野菜や果物、肉、魚などを食すこと、スピードを重視するのではなく、ゆっくりとじっくりと良いものをはぐくむということも彼女から学んだことの一つです。一見関係のないようなことでも、少しずつ意識を変えるといろいろなことがプラスに変わることがわかります。

決して社交的な人ではなかったので、なかなかメディアの前に出てくることもありませんでしたが、だからこそ彼女が夢見た世界を実現できたのではないかと思います。なんとなく、宮崎駿さんと彼女の間に共通点を感じます。

家族や友人に囲まれて永眠されたことを聞きました。NHKでも「喜びは創りだすもの」の再放送が決定しているようです。

ターシャ・テューダーさんが残されたものをこれからも大切に、そして心からご冥福をお祈りいたします。
Department 56 短期間のVillageシリーズ - Seasons Bay
2008年07月14日
Department 56(デパートメント56)の短期間限定シリーズの第2段は、1998年に発表されたSeasons Bay(シーゾンズ・ベイ)をご紹介します。

このシリーズは、19世紀のアメリカのリゾート地を再現したシリーズです。海辺のコテージ、ホテル、そしてボートハウスなど石造り風の落ち着いた色あいのものが多く、大人の世界を再現したミニチュアのライトハウスとアクセサリです。

アメリカのリゾート地というコンセプトですが、実際のデザインはヨーロピアンスタイルのものも多く、色あいも原色ではなく、落ち着いたやわらかなピンク、ブルー、グリーン、グレーなどが配色されています。ミニチュアのライトハウスの中には通常のライトハウスよりも2倍ほどの大きさがあり、重さも倍ほどあるずっしりとした存在感のある作りになっています。

全体のデザインは、他のシリーズに比べると、壁の部分を石造り風のグレーで統一し、屋根の部分を細かなレンガが重ねたようなデザインになっているので、そのオウトツによってブルーやピンクといった色合いが独特の美しさを出しています。

一方、ミニチュアの人のアクセサリは、通常のシリーズのものよりも、更に小さめにつくられており、顔のオウトツもくっきりとしています。また、小さいわりに重みがあります。アクセサリの雰囲気としては、20世紀初頭の上流階級の人々が海辺で余暇を過ごすといったような感じです。ですから、服装などお女性がドレスを着ていたり、子供たちも昔風の装いをしています。

Department 56のミニチュアのライトハウスやアクセサリは、季節的には冬をコンセプトにしたアイテムが圧倒的に多いのですが、短期間シリーズにおいては、季節を問わないものが多く発表されています。特に、このシーゾンズ・ベイ・シリーズは、夏をコンセプトにした非常に珍しいシリーズで、今のところ夏に限定するとこのシリーズしかありません。

このシリーズもすでに終了していますが、ビレッジデコでも、これから少しずつビレッジ・ストーリーでアップしていく予定です。
こちらのアイテムも今後なかなか手に入らないものになっていきますので、要チェックです!
Department 56 短期間のVillageシリーズ - The Disney Parks Village(ディズニー・パークス・ビレッジ)
2008年07月10日
今日から、Department 56(デパートメント56)の短期間限定シリーズについてご紹介していきます。これまで、短期間に発表されたミニチュアのライトハウスやアクセサリのシリーズは、7シリーズほどあり、今日はその第一弾The Disney Parks Village(ディズニー・パークス・ビレッジ)です。

ディズニー・パークス・ビレッジは、1994年に発表されました。タイトル通り、ディズニーパークをテーマにしたミニチュアのライトハウスやアクセサリのシリーズです。ディズニーカンパニーとの契約期間が短かったため、アイテム数が少なく販売期間も非常に短いシリーズでした。中にはなかなか手に入らないものや販売価格より更に値が倍以上に上がっているものも少なくありません。現在は、ディズニーをテーマにしたセラミックライトハウスやアクセサリは、North PoleシリーズやHalloweenシリーズのみとなり、The Disney Parks Villageシリーズは製作されていません。

当店でもこの貴重なアイテムがあり、現在ご紹介しているビレッジストーリーは「シンデレラ城へのご招待」で、ディズニーパークスのシンデレラ城をモチーフにしたミニチュアのライトハウスを使用しています。本日の画像はそのライトハウスです。青い屋根の感じが似ていますね。ディズニーパークスのアイテムですから、ライトハウスの外側にミッキーのロゴが入っています。まだご紹介していないビレッジデコのアイテムの中にも、このシリーズで最も人気のあるライトハウス、ミッキーや子供たちが雪だるまを作っているアクセサリ、その他にもハローウィーンスタイルのディズニーのライトハウスもあります。今後アップしていく予定です。

私も以前、フロリダのディズニー・ワールドやロスのディズニーパークへ行ったことがありますが、ロスのディスにーパークスより東京ディズニーランドほうが格上の感じがしました。しかし、ディズニーワールドは大御所だけあって、圧巻だったのを覚えています。私が行ったときは、Magic Kingdomが出来たばかりのころで、まだ日本にもないアトラクションがあったりバオバブの木があるエリアなんかもあって本当に楽しかった思い出があります。

最近、2008年6月初旬に、米国のWalt Disney Parks and Resorts(ウォルト・ディズニー・パークス&リゾート)が、Googleの地図表示ソフトウエア「Google Earth」上でディズニーのテーマパークを3Dで疑似体験できる「Walt Disney World Resort in 3D」を始めました。なんと撮影した10万枚の写真をつかってバーチャルでディズニーパークスの世界を再現しています。Google Earthのソフトは日本語版もちゃんとあるので、簡単に入ることができます。ただ、こちらの3D画像サービスでは東京ディズニーランドは見れないようでした。今年は、東京ディズニーランドが25周年を迎え、いろいろなイベントが開催されていますので、そのうち東京ディズニーランドの様子も見られるようになるのではないでしょうか。
ミニチュアの日本家屋とストーリー
2008年07月09日
ビレッジデコでは、Department56(デパートメント56)のミニチュアのライトハウスやアクセサリを中心にビレッジ・ストーリーを作っていますが、私個人としては、リアルなミニチュアの世界が大好きですので、似たような世界にはとても興味があります。

テレビ朝日の番組で「人生の楽園」というのをやっていますが、以前その番組で日本民家のミニチュアを手作りで作ってらっしゃる方が紹介されていました。どこかにお店の名前とかを書いておいたのですが、そのメモをなくしてしまいなんとなくしか覚えていません。

インターネットで調べたところ、「工房ほっこり家」というサイトをみつけ、そのミニチュアの日本家屋のデザインを見て「あっ、この方だ!」と思い今日取り上げることにしました(間違っていたらごめんなさい)。

デパートメント56はセラミック製ですが、工房ほっこり家の職人さんは、本物の日本家屋の材質と似たようなものを使っていますので、本物がそのままミニチュアになっただけというリアルさがあります。しかも、障子などもあり、内装までしっかりとつくられています。ライトも点くようになっているので、まさしく日本家屋のライトハウスです。

テレビで見たときは、家の大きさはデパートメント56のライトハウスより大きく、どっしりとした風合いが感じられました。外装もさることながら、デパートメント56にはない内装の緻密さがすばらしく、職人さんとしての匠の技を感じます。手がける数はおのずと制限されると思いますが、手作りならではのぬくもりと、心が感じられます。こちらのインターネットサイトでは、ショップというより、オーダーメイドの受注生産のような形でやられているようでした。

私自身、ヨーロッパや英国文化にも興味がありますが、日本の古き良き時代(特に江戸庶民の暮らし)にも興味がありますので、自分に資金力があったら、日本家屋のセラミックライトハウスを作って外国などに売りたいな~なんて思ったことがありました。今「ジャパン・クール」といわれるほど、日本の文化的価値は上がっているので、逆にデパートメント56のコレクターに紹介できたらいいな~なんて思ったりもします

自己紹介のところでも書きましたが、私は作家の宮部みゆきさんの大ファンで、特に彼女の時代小説が大好きなのです。私が一番大変だった時期、自分のためになりそうな本は方端から読んだのですが、頭でわかっても心に残るものはありませんでした。そんなとき、たまたま手に取った本が宮部みゆきさんの「あっかんべぇ」という本でした。生と死、喜びと孤独、憎しみと愛情という人間がもつ裏と表の部分をやさしく、わかりやすく、単純に描いていて、物語が私の中にすっと入ってきたのです。彼女の文章力もすばらしく、時代小説というと現代人には読みにくい言葉がありますが、それをわかりやすく表現し、人間の感情を見事に描いています。「人のこころがなぜここまでわかるのだろう」と本当に感心しました。

私が彼女の作品で一番好きな本は、「孤宿(こしゅく)の人」という物語です。今年4月から5月にかけて、NHKのラジオドラマで、西田敏行さんと竹下恵子さんがこの作品の朗読をしました。「孤宿の人」は孤独や苦しみの中にも人々が懸命に生きる姿を美しい丸海の情景とともに描いています。ぜひ映画化あるいはドラマ化してほしい作品です。

デパートメント56では、Litarary Classic(リタラリ・クラシック)という短期間のシリーズを出しています。このシリーズは名作文学をテーマにミニチュアのライトハウスやアクセサリをセットにしたものなので、日本版として、こうした日本の物語のセラミックのライトハウスやアクセサリをオリジナルで作れたらいいのにな~なんてことを考えてしまいます。宮部みゆきさんの作品の中にでてくる日本家屋と人々のアクセサリを作ってVillageストーリーを作れたら-などと勝手な想像をして楽しんでいます。「日本昔ばなし」シリーズなんていうのもいいかもしれません

今日は、日本版のミニチュアハウスについてのご紹介でしたが、明日からまたデパートメント56の短期間シリーズについてご紹介していきたいと思います。