ミニチュアハウスと人や庭のアクセサリをアレンジするセラミックのアートでリアルな世界
ホーム ニューイングランド地方の家々
ニューイングランド地方の家々―ボストンやニューヨークを中心に

ニューイングランド地方の家々―ボストンやニューヨークを中心に

ニューイングランド地方

"ニューイングランド地方"とは、現在のメイン州、ニューハンプシャー州、バーモント州、マサチューセッツ州、ロードアイランド州、コネチカット州を含むアメリカ北東部を指します。ボストンなどはその代表的な中心都市です。

デパートメント56 のニューイングランド・ビレッジシリーズニューイングランド・ビレッジ・シリーズは、アメリカの発祥地ともいえるニューイングランド地方の歴史的な街を再現したシリーズですが、実際に扱っているミニチュアのセラミックライトハウスは、ボストンやニューヨークといったニューイングランドの中心地にある歴史的な建造物をモデルにしたものが多く見受けられます。

例えば、下右写真のデパートメント56のアイテムは、”Union Oyster House(ユニオン・オイスター・ハウス) ”をモデルにしたミニチュアのライトハウスです。1826年にボストンにオープンしたアメリカ合衆国で最も古いレストランで(下左写真)、国の歴史的建造物(National Historic Landmark)に指定されています。現在もその姿を変えず老舗のレストランとして人気があります。ユニオン・オイスター・ハウスはVillageリンク集でもご紹介しています。

ユニオン・オイスター・ハウス 1826年頃の実際の写真 ユニオン・オイスター・ハウス デパートメント56のアイテム

このように、実在のアイテムもありますが、ほとんどのアイテムは、ニューイングランド地方にある山、海、町並みなど地域の特徴を取り入れているものが多いといえます。

例えば、ペンシルバニアの農家、アーリントンの教会、ニューヨーク州にあるストーニーブルック(Stony Brook)という小さな町のタウンホール、そして秋になればメープルの葉が色づく町にあるメープル料理を出すレストランなど、古き良きアメリカの時代を感じられるミニチュアアイテムが揃っています。

ニューイングランドの建築物の歴史的背景とデパートメント56

ビレッジ・ライブラリにある「アルパイン地方の家々」でも少し触れましたが、ニューイングランドは「イングランド」とつくことからもわかるように、1620年頃イギリスからの移民(清教徒など)によって開拓された地域です。ですから、彼らによって立てられた家々も、母国イギリスでの知識から建てられました。始めの頃は、中世エリザベス朝の小住宅が多く、木造に藁葺き屋根、そして小さな煙突がついたものでした。その後は、ハーフ・ティンバーのスタイルを取り入れた住宅が建てられるようになりました。このことからも、ニューイングランドの住宅を歴史的に調べると、住宅についてはハーフ・ティンバーという様式に行き着きます。

デパートメント56 木造スタイルのライトハウス   デパートメント56のアイテム レンガ造り風のアイテム

一方デパートメント56では、ハーフ・ティンバー様式を取り入れたミニチュアのライトハウスは、アルパインビレッジシリーズやディケンズビレッジシリーズのアイテムに多く見られ、ニューイングランドビレッジシリーズではほとんど見られません。

イギリス文化を表に出すのではなく、アメリカの発祥地としてアメリカ文化や歴史を表に出したようです。ですから、木造作りやレンガ造り風のセラミックライトハウスのアイテムが多くあります。 ハーフ・ティンバー様式とデパートメント56の関連については、「アルパイン地方の家々―ハーフ・ティンバー、ハーレンハウス、フレスコ画」で詳しく説明していますので、そちらをご覧ください。

参考文献:レスター・ウォーカー 「図説アメリカの住宅」-丸太小屋からポストモダンまで 三省堂

ライブラリのメニューへ戻る