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イギリス紳士に欠かせないトップ・ハット(山高帽)

イギリス紳士に欠かせないトップ・ハット(山高帽)

デパートメント56のミニチュアのアクセサリの中にも多くの紳士が現れます。19世紀頃のイギリス紳士といえば、フォーマルな場においてかならずトップ・ハットを着用していますね。帽子にも様々な形がありますが、時代時代に流行がありました。

デパートメント56 帽子を売る商人のアクセサリ  デパートメント56 帽子を売る商人のアクセサリ

1830年代は、上へいくほど細くなるカンバーランド型、1840年以降は、煙突状に起立したストーヴ・パイプ型やチムニー・ポット型などが流行りました。写真のデパートメント56のミニチュアのアクセサリの中にも多くの紳士が現れます。19世紀頃のイギリス紳士といえばは商人ですが、本来のフォーマルウェアとしては、丈の長いフロック・コートやモーニング・コートなどを着用したときにかぶる帽子とされていたので、この商人のいでたちもフォーマルを意識しているように思えます。写真のイギリス紳士はまさしく代表的な姿ですね。

イギリス紳士の装い   トップハット ケンブリッジハット

トップ・ハットは1840年頃になると庶民の間でも大人気となり、上流階級の人ばかりではなく、鉄道技師や警官、農夫までもが着用するようになりました。ボウラー・ハット(山高帽)は、フェルト製造業者の創設者の名前がボウラーということから名づけられたもの。この時代、流行を作るのは上流階級。このボウラー・ハットを最初に身に着けたのはアルバート公といわれ、また狩猟者や実業家の間で人気を呼び、大衆にも広まったようですが、基本的にはインフォーマルな装いのようです。 個人的には、頭頂部が平らなケンブリッジハットがいいですね。頭部が長すぎず、丸すぎず、ちょうどいいデザインだと思います。皆さんは、どの形がお好きですか?

参考文献:谷田博幸 「ヴィクトリア朝百貨時点」河出書房新社 2001